[1] 使用する金属材料
写真は上2本がシルバー地金、下2本がプラチナ地金です。
[2] 文字の刻印
アルファベット(大文字)と数字。
棒状の地金の状態で刻印します。
打ちたい文字が決まったら、一文字一文字手打ちします。
[3] 切り出し
リングサイズの長さに合わせて、糸のこで切り出しです。
わずか1mmが1号ですので丁寧に。
[4] 成型
糸のこの切り口が斜めですと、つなぎ目が合わないので、ヤスリで直角になるように削り出し。
[5] 曲げ
リングにします。
丸棒に巻きつけるように、木槌、プラスチックハンマー等で打っていきます。折れることはありません。
[6] 焼き鈍し
多くの金属は、曲げていくと硬くなります。
作業がしにくくなったら赤くなるまで焼くことで、また軟らかさが戻ります。
[7] 接合面をピッタリに
形は楕円でも大丈夫。
つなぎ目が綺麗に合っていることが大切です。
[8] ロウ付け(溶接)
プラチナは酸素バーナーで。18K、シルバーはエアバーナーでつなぎ目を接合します。
[9] 打ち出し
ロウ付けした指輪はまだ楕円。木槌、プラスチックハンマー等で真円に打ち出します。
[10] リングサイズ調整
リングサイズ(号数)に沿って作ってきましたが、最終チェックはご自身の指で。ジャストサイズに調整します。
[11] 仕上げ(研磨)
リューター(研磨機)で、ご希望の仕上げまで磨いていきます。先端を荒いものから細かいものへ交換しながら繰り返し研磨。まさにジュエリーへ変身します。
[12] 完成
平打ちの結婚指輪が完成。仕上げはmen'sは艶消し、ladiesは鏡面仕上げにオプションの石留めを。
東京彫金工房ステアクラフト
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